データドリブン経営
データドリブン経営という言葉を見かけることがあります。 その意味は「データにもとづく経営」のことです。 スマートフォンの普及によって、GPSで個人の位置情報までデータで把握することができるようになりました。店舗の近くにいる人にセールの情報を伝えるなどということも出来てしまいます。ホームページのアクセスを分析することによって、情報を届けたい顧客層に閲覧されているのか、されていなければタイトルや文章を変えてどう変化するのか、検証して改善することは当たり前になりつつあります。
中小店舗でもLINEなどと連携した予約システムを導入している場合、蓄積した予約データを分析・活用していればデータドリブン経営と言えます。
作業着の専門店からスタートしてカジュアル衣料でも業績を伸ばした「ワークマン」では各店舗の品ぞろえと売り上げデータを共有化して、隠れたヒット商品を発掘しています。
経験とカンによる経営からデータに基づく経営に時代は変わりつつあります。
《 小泉 謙治 / 中小企業診断士 》