無駄な作業を見直す視点
「時は金なり」という言葉もあるとおり、利益につながらない作業は減らすことが大切です。そこで、現在の業務の見直しを行うことで、作業時間を短縮する手順をご紹介します。
①なくせないか
その作業は本当に必要でしょうか?「前からやっていたから」というだけで、それをなくすことでどのような不利益なことがあるか、思いつかないのなら止めるのも一つです。
②一緒にできないか
類似した作業がいくつもあるのでしたら、まとめて作業すると時間は短縮できます。
③順番を変えられないか
作業の順序を変えてみます。例えば、肉が焼きあがるのを待ってからサラダを盛り付けるのではなく、肉を焼いている最中にサラダを盛り付ければ、時間が短縮されます。
④簡単にできないか
今の作業をもっと簡単にできないか考える必要があります。最近は来客時のお茶くみも、ペットボトルを渡すだけの会社が増えてきました。
それぞれの作業での時間短縮の効果はわずかかもしれませんが、それが積み重なると大きな効果になります。
《 鈴木 香織 / 中小企業診断士 》