資金にも計画にも余裕を

売上や経費はいつ計上するのか?

商品がモノであれば引き渡したとき、サービスであればサービスが終わったときに計上するのが原則です。

お金を払ったとき・受け取ったときではありません。

つまり、利益とお金の動きは一致しないのが普通です(時期がずれるだけなので、最終的には累計が一致しますが)。

そこで、利益がでたのにお金がない、お金がないのに税金を払わなくてはいけない、ということが起きてしまう可能性があります。

常に気にしていれば予防することもできますが、創業期など、そこまで余裕がないという方もいらっしゃるかと思います。税金以外にも臨時の出費などあるでしょうし、まずは計画を作り、その計画には少し余裕をみておきましょう!

《 新井 隆志 / 税理士 》