これから注目したい。環境のための補助金

今年の1~3月は暖冬でした。また、これから2~3か月後には猛暑が来ることも予想されています。

地球温暖化は、環境問題といったスケールの大きな話だけではなく、光熱費の負担が大きくなるといった身近な問題もあります。

そこで、これから注目したい補助金としては、省エネ関係が考えられます。

大きなものとして、「省エネ補助金」をご紹介します。

この補助金は国内における省エネ設備の導入に対して補助する制度です。

過去に採択されたケースとしては、省エネタイプのエアコンの導入などが挙げられています。導入する設備は業者が指定されており、ホームページで公開されています。

応募者の条件は、「国内で事業を行う法人または個人事業主(但し青色申告限定)」というもので、大企業や医療法人、学校法人なども応募可能です。

令和6年5月2日現在、公募要項は公開されていませんが、直近の募集は「令和6年5月下旬~6月下旬を予定しています」ということです。

この補助金の上限は15億円、下限は30万円で、補助率は中小企業で1/2~2/3です。

「そこまでは投資できない」とお考えの方は、「練馬区カーボンニュートラル化設備設置等補助制度」もご確認下さい。

令和6年4月15日~令和7年3月17日まで、募集しています。ただし、予定の予算額に達した場合は、令和7年3月17日を待たずに受付を終了します。

こちらは、太陽光発電設備、蓄電システム、エネファーム、エコキュート、V2H、改修窓が事業者対象となっており、補助金は個々に定められています。また、既存設備の更新・増設は対象外です。

それぞれの補助事業の詳細については、次のURLよりご確認ください。

参考URL: https://syouenehojyokin.sii.or.jp/

参考URL: https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/shigoto/kankyo/hojo/subsidy_system_top.html

《 鈴木 香織 / 中小企業診断士 》