新たな取り組み 成功への道のり(3)情報発信
前回の情報収集力に関連して、今回は情報発信についてです。
まずは、お客様に新しい取り組みを知っていただく、という「認知」のステップをクリアしなくてはなりません。
しかし、多くの事業者は、「うちのお店は、近隣・世間一般に知られているはず」と考えている傾向があります。例えば、最寄り駅前を歩く人に聞いてみたときに、知っている人がどれくらいいるでしょうか?そして、新しい取り組みを知っている人がどれくらいいるでしょうか?さらに、そのなかから新しい取り組みを利用したい、となると、人数は相当に少なくなってくるはずです。
今回のコロナ禍で新しい取り組みを始めたとしても、お客様を獲得する最初の「認知」段階で躓いています。つまり、認知させるための情報発信は、事業者様が考える以上に手間と時間(とお金)を掛けていかないとお客様に届いていないことが多いです。
《 眞本 崇之 / 中小企業診断士 》