子どもに事業を継いでほしい ①
事業承継で最初の課題に上がるのが、後継者問題です。
経営者の皆様の中には、お子様がいらしても、「継ぎたくない」という意思表示をされて困ってしまうこともあると思います。
しかし、現実には職業選択の自由があります。また、人手不足の世の中ですから、仕事は幾らでもありますよね。
お子様は、過酷な中小企業経営者の働き方を見て育っていますから、親のような「仕事に明け暮れるのは我慢ならない」という理由も多いと思います。
そして、若い世代は代表者や管理職になりたくないといった出世欲の低下が目立ってきています。
こうした社会背景の変化から、親族から後継者を探しきれない中小企業・商店・個人経営が増えているのです。
ではどうすればよいのでしょうか?
⇒次に続く。
《 内藤博 / 中小企業診断士・事業承継士 》