求人票は「アピール票」!

現在は、超人手不足時代になってきました。

”ハローワークや有料求人媒体に募集を出しても人が来ない。”
”応募者が減って、採用基準を下げて採用せざるを得ない。”
などの声が多く聞かれます。

今回は、求人対策で高い効果のある求人票を取り上げます。

1.求人票に対する意識を変えましょう。

求職者に対する条件や仕事内容を端的に伝えるものが求人票だと思っていませんか。

求人票は、求職者に対して自分の事業をアピールし興味を持ってもらう「アピール票」
なんだと意識を変えましょう。

2.求職者を想定しましょう。

応募の可能性のある求職者をまず「求職者イメージ」として想定しましょう。

想定した「求職者イメージ」の方が知りたいこと、興味を持つことを考えましょう。

同業種で転職を考えている方がなぜ現在の職場に不満をもち転職を考えているのか。

異業種からの転職希望者が不安に思うことはなにか。

などを考えると興味を持つことが洗い出せるのではないでしょうか。

3.自社の魅力を考えましょう。

経営者自身では、求職者目線での魅力に気づかないことが多々あります。
実際に働いている従業員の方や転職してきた方から幅広く自社の社風や良い点をヒアリングしましょう。
また金融機関や支援機関など第三者的な立場からも自社がどう映るか聞いてみましょう。
“客層が良い”など同業他社と比較して良い点を教えてくれるかもしれません。
求職者に合った自社の強みや魅力を洗い出し、アピールポイントとして整理しましょう。

例えば介護職であれば、

(1)求職者イメージ
 ●異業種からの転職希望者
 ・以前から人の役に立てていることが実感できる福祉の仕事に興味がある。
 ・しっかり指導、育成してくれる職場であれば挑戦したい。

 ●現役介護職の転職希望者
 ・子育てなど家庭と両立しやすい労働条件で働けることを希望。

(2)アピールポイント
 ・未経験者で入られた方が多い職場である。
 ・労働条件が柔軟であり、家庭と両立している従業員が多い。
 ・職場関係は良好であり、離職率は低い。

4.求人票へのアピールポイントの反映

特に、“職種”“仕事内容”は重要です。
「求職者イメージ」で、アピール項目を反映した求人票を作成しましょう。
求職者が最初に見る項目であり、その仕事に興味を持てば応募条件や労働条件へ関心が移ります。

“事業内容”“会社の特徴”“求人に関する特記事項”の欄については、
求職者が知りたい内容をわかりやすく、具体的に記述しましょう。

求人票を「アピール票」として充実させていくことで、必要な人材を確保していきましょう。

《 川村 要一 / 中小企業診断士 》