熱中症対策の義務化と補助金について
熱中症対策の概要・対応
令和7年6月1日から職場における熱中症対策を強化するため、改正労働安全衛生規則が施行されます。
熱中症の重篤化を防止するため「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」が事業者に義務付けられることになります。
厚生労働省:マニュアルダウンロード|職場における熱中症予防情報
対象となるのは「WBGT値28度以上又は気温31度以上の環境下で連続1時間以上又は1日4時間を超えての実施」が見込まれる作業です。業種・職種で定めていないため、対象作業をおこなう事業者は全て該当します。
「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」の参考として下記「フロー図」をご確認ください。
※現場の実情にあった内容に修正しましょう。

出典:厚生労働省
資料ダウンロード→ 002215758.pdf
補助金について
東京都が実施する「熱中症対策ガイドライン策定等補助事業」(上限200万円)は令和7年6月30日(月曜日)が締め切りですが、厚生労働省が主体の「エイジフレンドリー補助金」(上限100万円)は令和7年10月31日(金)までとなり現在申請が可能です。
中小企業事業者であることと、自社の労災保険適用で60歳以上の労働者が常時1名以上就労していることが条件になるため、対象になる場合は確認してみましょう!


出典:厚生労働省
詳細、申請書ダウンロードは下記URLよりご確認ください
ご不明点は下記申請先事務局か、当センターまでご相談ください。
申請先 一般社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会 エイジフレンドリー補助金事務センター
(HP https://www.jashcon-age.or.jp/ )
【申請担当】電話:03-6381-7507
受付時間:平⽇ 10:00~12:00、13:00~16:00(土日祝休み)
※8月12日~8月15日(夏季休暇)
《 岩田 源太郎 / 中小企業診断士 》