事業の成長曲線

事業の成長は「一直線」ではありません。 多くの小さな会社は、こんなカーブを描いて進みます。

1.停滞期:創業時は、技術力や営業力が身についておらず試行錯誤のなか、売上は思うように上がりません。

2.成長期:技術力や営業力が養われ、一定の顧客がつきます。評判があがり売上が急拡大していきます。

3.安定期:成長が落ち着き売上が安定していきます。

この「ゆるやか ➡ 急上昇 ➡ 安定」という流れが“”成長曲線(S字カーブ)“”と呼ばれるものです。

急上昇する転換点のことを、「テッピングポイント」、成長が鈍化する転換点を「クリッピングポイント」と呼ばれています。

習い事と一緒で、諦めずに時間と労力をかけていると急に伸びる時期がきます。

「テッピングポイント」、「クリッピングポイント」が来る前に辞めてしまうと損になってしまいます。
日々コツコツ改善を続けていれば、あなたの事業もS字カーブを描いて伸びていきます。

ただ、正しい方向に向かって進んでいるかどうか定期的に確認することが大事です。

悩んだ場合は、ネリサポに相談し客観的な視点からアドバイスをもらうことがお勧めです。

《 川村 要一 / 中小企業診断士》