中小企業診断士が巡る、練馬の街 ~てらす鍼灸整骨院~

西武池袋線保谷駅南口を出て商店街を3分ほど歩くと左手に黄色の明るい店舗が見えてきます。今回は練馬区南大泉で開院している「てらす鍼灸整骨院」のご紹介です。代表の鈴木重好さんから現在取組みを進めている「交通事故療養」や店舗のある南大泉での地域活動などについてお話を聞きました。

店舗情報

てらす鍼灸整骨院   

代 表: 鈴木重好
業 種: 整骨院
住 所: 東京都練馬区南大泉4丁目55-7

保谷で開業したきっかけ

練馬での開院前は、東村山にお住まいで、奥様が池袋勤務であったことからその真ん中あたりで物件を探していたところ、保谷で新築の良い物件が見つかったので、2015年開院し大泉学園に在住となりました。

開院に際しては、物件を紹介した不動産業者から練馬区の商店街空き店舗入居促進事業を紹介され、練馬ビジネスサポートセンターの経営支援を受けながら補助金を活用しました。

外観

診療所内

交通事故療養への取組み

鈴木さんは施術経験20年以上のご経験があります。交通事故の後遺症で通院される利用者様を施術する機会があり、根本治療を目指して施術に取り組むものの、もっと早く治療されていればと思うことがあったということでした。
交通事故の場合の治療は事故後6か月が勝負だそうです。そんな思いから昨年より交通事故療養の勉強会に参加するようになり、筋肉や神経の異常へアプローチする治療のほか自賠責保険での治療についての相談や交通事故専門の弁護士のご紹介など関連するサポートへの取組みも進めています。

交通事故の場合、一般的には病院を受診しレントゲンやMRIなどの画像診断を受け、異常がなければ痛みを抑える対処療法を行います。
しかし、画像診断では、筋肉や神経の異常を把握することは難しく、そこにアプローチしていく役割を担うのが接骨院だと鈴木さんはお話しされています。
また、交通事故の場合には治療のほかにも休業した場合の損害補償や交通事故の過失割合など専門知識の必要な交渉も発生することがあります。そのようなことについて、てらす鍼灸整骨院では交通事故を専門とする弁護士をご紹介するサービスも行っています。

地域の防災活動やマラソンサポート

開院している南大泉はとても住みやすい街で、ご近所には美味しいレストラン(キッチン木村)やケーキ屋さんがありお気に入りのお店がいくつもあるそうです。

地域での取組みとして、医師会、歯科医師会、薬剤師会、柔道整復師会などが連携し災害時の医療提供する取組みに参加しています。
災害訓練では、災害時に多くの傷病者が発生した場合に傷病への手当ての緊急度、重要度により救命の順位を決めるトリアージが行われますが、その際に医療チームの一員として活動する訓練を行っています。
また、練馬区のこぶしハーフマラソンでも医療チームのメンバーとして施術するなど地域に密着した活動も行っています。

取材を終えて

取材した日は冬の晴れた日で最低気温4度でしたが、施術着に着替えた鈴木さんは半袖での登場でした。思わず「半袖ですか?」とお聞きしましたが、鈴木さんは「1年中半袖で施術しています」ということでした。

理由は、利用者様は鍼や灸での治療中は肌を出されていることもあるので、自分が半袖であれば利用者様が寒いと感じる感覚に近くなるからということでした。お話をお聞きして、店名の「てらす」の意味が「明日がちょっとイイ日になるよう、ヒカリを照らす」であることを実感しました。

大塚昌子 <チーフアドバイザー>

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