中小企業診断士が巡る、練馬の街~GABIN PANPAN(ガビンパンパン)~

中村橋駅から徒歩3分の中杉通り沿いにある、今川焼のテイクアウト店・GABIN PANPAN。
「今川焼」と言いつつ、実は今川焼ではない?!
今回は、そんなGABIN PANPANの誕生秘話や、店主・有川実来さんの想いなどをご紹介させていただきます。
「GABIN PANPAN(ガビンパンパン)」の歴史と店名の由来
中村橋商店街を抜けて、中杉通りを少し歩いたところにある今川焼テイクアウトのお店、GABIN PANPAN(ガビンパンパン)。

店主の有川実来さんと「ガビンメイト」と呼ばれるスタッフが、今川焼をお店で焼いて販売しています。
「ガビンパンパン」は、2018年に本格キーマカレーのテイクアウト専門店として、練馬駅近くにオープンしました。「“ガビーン!!”と思うくらい美味しいカレーを食べてほしい!」というのが店名の由来です。
その後、お弁当販売の専門店となり、2024年9月に、中村橋に移転して今川焼のテイクアウト店として「ガビンパンパン」がリニューアルオープンしました。
今川焼のようで今川焼じゃない?!「GABIPAN(ガビパン)」とは
「今川焼のテイクアウト店」と書いていますが、実は今川焼ではないのです。
この「ガビパン」は、代表の有川さんが、様々な種類の小麦粉やパンケーキミックスを独自に配分で開発した、パンケーキと今川焼のハイブリッドのような、「ガビパン」というオリジナルの食べ物なのです。
小麦粉のブレンド比率は企業秘密!!
パンケーキのように、モッチリふかふかの生地の中に、あんこやカスタードがぎっしり詰まっています。

それ以外にも、カフェラテやチーズ、桃に高菜めんたいなど、さまざまな種類があります。
季節商品もありますので、いつ行っても飽きません。

「ガビパン」は、お店のロゴマークへの愛からできあがった
そもそも、なぜ今川焼を売ろうと思ったのか?
それは、代表の有川さんの「ロゴマークへの愛」だそうです。
「GABIN PANPAN(ガビンパンパン)」の、このロゴマークが、可愛くて大好き!!」と言う有川さん。
このロゴマークを活かせる、目立たせることができる、丸い食べ物はなんだろう?!と試行錯誤した結果がこの今川焼のような食べ物、「ガビパン」でした。
販売開始前には、上手に焼印(やきいん)を押せるようにたくさん練習したそうです。
お店のこの看板も、とってもお気に入りです。

日々のお客様との関わりで大切にしていること
現在は「ガビパン」の販売店になっていますが、お弁当の製造販売も続けています。
学校へのお弁当の配達もあるため、有川さんがガビンパンパンの店頭に立つ時間が限られてしまう日もあります。
でも、だからこそ!来てくださるお客様とのつながりを大切にしているそうです。
お店の前で足を止めてくださったお客様には必ずお声がけをし、接客以上の対応ができるように心がけています。
実際、取材中も、購入はしないけれどお店に立ち寄ってくださるお客様もいらして、会話を楽しまれていました。
これからの展望
有川さんは、農家さんとのつながりを大切にし、地産地消を心がけてます。
ガビパンの商品にも、農家さんが作る小松菜やさつまいもをパウダー状にしたものを混ぜ込んだものもあります。
「農家さんのことを大尊敬しています!」という有川さん。
農家さんが丹精込めて作った美味しい野菜を拡げたい、という思いがあり、現在は瓶詰の野菜ディップを開発中で、練馬区内で開催される農産物の即売会「麦わらマルシェ」で販売予定とのことです。
もちろん、ガビパンの開発も続きます。
10月にはハロウィンバージョンのメニュー開発など、常に新しいメニューを考えています。
もっともっと、中村橋の地域のみなさまとつながりたい!
・・そんな想いで日々、ガビンパンパンの店頭に立っている、有川さんなのでした。

余談:「ガビパン」をいただきました
開発・製造秘話を伺ったら、ガビパンを購入せずにはいられなくなり、あんこ・カスタード・桃・チーズ・カフェラテと、様々なガビパンを購入してしまいました。

帰宅して、夫と、中学1年生・小学4年生の娘たちといただいたのですが・・
「モチモチしてて、美味しい!!!」
買いすぎてしまったかと思ったのですが、4人であっという間にいただいてしまいました。
気になった方は、ぜひ!今川焼のようで今川焼ではない、ふんわりモチモチの「ガビパン」、食べてみてくださいね!

櫻井 のりえ <アドバイザー>
ブログやSNSを使った販路開拓や集客が得意です。
WEBを使って集客したい方は、お気軽にご相談ください。





