AI画像が”バレる”5つの理由と、今日から使える7つの処方箋

まず”バレる原因”を知る

AI画像が不自然に見えるのは、だいたい次の5つが原因です。

  • カメラ目線すぎる(「撮られてる感」が出る)
  • 肌が完璧すぎる(毛穴・シミ・自然な影がない)
  • 光が均一すぎる(ムラがなく平坦)
  • 背景までシャープすぎる(ピントがボケていない)
  • ポーズが決まりすぎている(動きがなく静止している)

この5つに当てはまっていないか、まず確認してみてください。

指示文に加える7つの処方箋

原因がわかれば、直し方も簡単です。指示文の末尾に次のような一文を加えるだけで、仕上がりが変わります。

  1. 視線を外す → 「少し伏し目がちに、カメラを直視しない」
  2. 髪を少し崩す → 「前髪や後れ毛が少し乱れている」
  3. レンズを指定する → 「85mmレンズで撮影したような、背景が自然にボケた写真」
  4. 視点を人に寄せる → 「同僚が隣から撮ったような視点で」
  5. 光を偏らせる → 「朝の斜めの光が片側から当たっている」
  6. 動作の途中を切り取る → 「振り返った直後の一瞬」
  7. 打ち消しの一言を足す → 「アニメ・CG・イラスト調は排除し、実写の質感で」

使うときの2つのコツ

  1. 指示文は英語で書く:AIは英語データで学習している比率が高く、ニュアンスが安定しやすくなります。
  2. 一度に全部盛り込まない:7つすべてを使う必要はなく、シーンに合わせて2〜3個を選んで組み合わせるのがコツです。

実際に見比べてみましょう。まずは処方箋を使わずに生成した場合です。

プロンプト(指示文)※1

Photorealistic corporate portrait of a Japanese businesswoman in her early 30s, wearing a navy blazer, sitting at a desk in a modern office, stiff formal posed position with hands folded, stock photo style


続いて処方箋を使用して生成した画像です。

プロンプト(指示文)※2

The same Japanese businesswoman shown in the reference photo, same face, same hairstyle color and length, same navy blazer, now captured in a candid natural moment at her office desk. She is looking slightly down and away from the camera, not looking at the lens. A few strands of hair have come loose, falling naturally across her face. Shot on an 85mm lens with soft background blur. Warm directional light falls from one side of her face, creating natural soft shadows instead of flat even lighting. Her skin shows natural texture, pores, and subtle imperfections, not airbrushed or flawless. She is captured mid-gesture, as if turning or reacting to a colleague, not a static posed position. Realistic documentary photography, not CG, not illustration, not anime, not airbrushed

※1日本語訳:
フォトリアルな、30代前半の日本人ビジネスウーマンの企業ポートレート。ネイビーのブレザーを着用し、モダンなオフィスのデスクに座っている。手を組んだ、硬くフォーマルなポーズ。ストックフォト風。

※2日本語訳:
参照写真と同じ日本人ビジネスウーマン。同じ顔、同じ髪の色と長さ、同じネイビーのブレザーで、オフィスのデスクでの自然なスナップの一瞬を捉えている。カメラのレンズを見ておらず、やや下方向、カメラから外れた方向に視線を向けている。数本の髪がほどけ、顔まわりに自然にかかっている。85mmレンズで撮影し、背景は柔らかくぼかす。顔の片側から暖かみのある指向性の光が当たり、フラットで均一な照明ではなく、自然でやわらかな影ができている。肌には自然な質感、毛穴、わずかな欠点が見え、レタッチされた完璧な肌ではない。同僚に振り向いたり反応したりしている途中の動きの瞬間を捉えており、静止した決めポーズではない。リアルなドキュメンタリー写真で、CGではなく、イラストでもなく、アニメでもなく、エアブラシ加工もしていない。

実際に見比べてみるとかなりAIっぽさは無くなってきましたね。

こんな場面で使えます

求人サイトに載せる「働く人」の写真、SNSで発信する商品の使用シーン、チラシに載せる店内風景など、人物や日常の空気感を出したい画像に特に効果的です。次にAI画像を使うときは、まずこの5つの原因と7つの処方箋を確認してみてください。

《 平林 丈晴 / 中小企業診断士 》