2月・8月の売上ダウンに焦らない! ~「ニッパチ」閑散期をチャンスに変える考え方~
2月と8月は合わせて「ニッパチ」と呼ばれ、客足が遠のいたり売上が減ったりと、ビジネスが落ち込みやすい時期であると言われます。BtoBビジネスの場合は、年度末(3月)や中間決算(9月)に向けた調整期にあたり案件が動きにくくなること、BtoCビジネスの場合は、真冬の厳寒や真夏の酷暑に加え、年末年始やお盆休みの帰省や旅行などの出費による反動で消費意欲が減退することが主な要因であると考えられます。
特に起業して2~3年の頃は、問い合わせや客足が少し減っただけでも、「うちの商品に魅力がないのではないか」「やり方が悪いのではないか」と不安になりがちです。ニッパチ(2月・8月)の売上減少は多くの事業者が直面する季節的な傾向です。ビジネスに翳(かげ)りが出ても焦らず落ち着きましょう。そして、「次の一手をじっくり考える時期が来た」と捉え直す絶好のチャンスです。ビジネスを良くするための時間を確保できたと考えて、次のような取組で繁忙期に備えて下さい。
- 新商品・新サービスの企画
- 販路開拓・新規顧客開拓の準備
- プロモーション戦略の見直しと改善
- SNSなどでの情報発信の強化
- オフィスや店舗の整理整頓、書類整理
「ずっとやろう」と思いながら後回しにしていた Instagram や X(旧Twitter)での発信、溜まった書類の整理、業務効率化のための会計ソフト導入などに手を伸ばすチャンスです。ニッパチを次の繁忙期を乗り切るための前向きな準備期間として有効活用しましょう!
《 岡本 麻代 / 中小企業診断士 》

