地域密着ビジネスに必須！Googleビジネスプロフィールの効果的な使い方

Googleビジネスプロフィールは、ホームページのＰＶ（ページビュー数：閲覧数）よりもアクセスが多く、店舗によっては、有料掲載しているポータルサイトよりもGoogleビジネスプロフィールの閲覧数の方が多くなる店舗も見受けられます。電話問合せやマップ検索など来店に繋がるアクションが期待できる、非常に利用価値の高い集客ツールです。

今回のミニコラムでは、Googleビジネスプロフィールを効果的に使いこなせるようになる、３つのポイントをまとめてご案内します。

１．基本情報は正確、常に最新にする

Googleビジネスプロフィールでは、店舗の営業時間、電話番号、ホームページ、予約サイトのような連絡先、住所、メニュー（写真や動画、価格）のような固定的な情報のほかに、定休日以外にも臨時の休業日、変則的な営業時間も登録することができます。
基本的な情報を正しく伝えることが最初の役割となります。

また、Googleビジネスプロフィールでは、ＭＥＯ（Map Engine Optimization、マップ検索エンジン最適化）と呼ばれるマップの検索結果の上位に表示されるように意識して情報を記載することも重要です。
「近くの○○店」を連想させる検索フレーズを含めて投稿をしたり、特に写真が追加されることで、他のお客様へのイメージアップに繋がりますし、写真が多いとGoogleビジネスプロフィールの表示順位が上がりやすい、と言われています。

２．口コミを増やし、口コミに返信する

口コミが増えてくると、新たなお客様からの口コミが増加しやすく、口コミの☆評価や内容によって、お客様の来店動機に繋がります。
しかし、最初は口コミが少なく投稿しにくい状況に陥りがちですので、「口コミ投稿をお願いします」と直接投稿を促すような取り組みも必要です。

また、投稿された口コミには必ず返信する、かつ、なるべく早く返信することを心掛けてください。
お客様に感謝の意を示すだけでなく、接客サービスの品質は別のお客様の信頼性を高めることができます。

一方で、悪い口コミが入ることもあります。反論することなく、丁寧に問題解決に取り組む姿勢を見せる回答をすることで、他のお客様が見た時にもポジティブに映るように変容させることができます。

３．クーポンやイベント情報を投稿する

Googleビジネスプロフィールで投稿に期間限定クーポンを付けると、Googleビジネスプロフィールから直接来店予約に繋がる効果的な取り組みとなります。

また、お客様にとって、新しい情報をリアルタイムで把握したいと考えて、検索をされている可能性が高いためイベント情報や新商品などの情報を掲載することは有効です。
クーポンなどと同様に、季節のイベント、セール開催など、ビジネスにおいては、定期的な情報発信が特に重要になってきます。

以上のように、詳細情報の登録、写真やイベント、クーポンなどの定期的な投稿、口コミ活用をすることが、Googleビジネスプロフィールを使いこなす必勝法となります。

また、パフォーマンスレポート（※Googleビジネスプロフィールに搭載されている分析機能）を使用して、掲載効果を確認することを忘れないでください。

《 眞本崇之 ／ 中小企業診断士 》