デザインの良し悪しとは

無料でチラシがつくれるツールやサービスも増え、ご自身でデザインをされる事業者の方もいるかと思います。

正解がないと言われるデザインにおいて、果たして何が良し悪しを決めるのでしょうか。

「誰にその情報を届けたいか?」

PCやスマホを使って手を動かす前に、チラシを受け取ってもらいたい人を考えてみましょう。

年配の方に向けた内容であれば、文字は大きく、色のコントラストはハッキリしていた方が情報は伝わりやすくなります。

また、それが男性向けか、女性向けかによって配色も変わってくるでしょう。

そして、見落としがちなのが、情報の優先順位です。

事業者としては、やはり商品やサービスをよく知ってもらいたいので、限られたスペースでなるべく多くの情報を載せたくなってしまいます。

「数ある要素のうち、最も伝えたい情報はなにか?」

を考えていきましょう。また、余白は情報をわかりやすく伝えるために大切な働きをします。

優先順位と併せ、情報の取捨選択も考えていきましょう。

★カンタン勉強法

巷に溢れるチラシやポスターが、「誰に」「なにを」伝えるためにデザインされているのかを意識して観察してみましょう。

《 柴田 真光 / デザイナー 》