タイミングが大切!補助金活用のヒント

 三寒四温のこの頃ですが、少しずつ春に近づいているようです。国や自治体の次年度予算が決まる春以降は、新年度の補助金募集の時期でもありますので活用のヒントをお伝えします。

  1. タイミングが大切

 補助金に関しては、既に支払い済みの経費は対象外であることがほとんどです。また「後払い」が原則ですので、今すぐ資金が必要な場合にも補助金はお役に立てません。「これから展開する事業」にかかる費用が対象になりますので、事業と補助金の実施のタイミングが合うかどうかが重要です。無理に補助金に合わせて時期をずらすより、事業はタイムリーに進めていただくことが大切ではないでしょうか。

  • スケジュール感を把握

 補助金の一般的な流れは、①募集 ②申請締切・審査 ③交付決定(補助事業開始) ④実績報告書の提出 ⑤確定検査 ⑥請求・補助金の入金 ⑦事後の報告となります。

 いずれも補助金ごとに異なりますが、①の募集期間は1ヵ月ほど、②の審査は2~3ヵ月、③から④までの補助事業実施期間は6ヵ月前後から1年以上と、ばらつきがあります。

 最終的に補助金が入金されるまで相応の時間がかかります。それまで事業者が資金を負担することにもご留意ください。

 各補助金の「目的」や「要件」を確認することはもちろん、さらに事業実施の「タイミング」にも注目して活用をご検討いただければと思います。

《 山崎 文 / 中小企業診断士 》