現役デザイナーが伝授!集客に向けイメージすべきこと(3/3)

どんな経路を辿って購入に至るかをイメージしよう!

「誰」があなたの商品・サービスを欲しているのかのイメージができたら、その人がどんな経路を辿って購入に至るのかをイメージしていきましょう。

経路をイメージするためには、前項(「誰が」あなたの商品、サービスを欲しているかをイメージしよう!)で考えた、「生活スタイル」がヒントになります。

移動手段は電車が多いのか、よく立ち寄る場所はどこなのか。出かける時間帯は何時ころなのか。

こういったことを考えておくと、あなたの商品に情報に触れられる機会のイメージにつながり、どういう大きさのチラシがよいのか、またSNSで発信する際の時間帯などが見えてきます。

今、あなたがつくろうとしているチラシやホームページが、何を以って良いとするのかの判断軸となっていきます。

また、人は情報を受けてからすぐには購入に至らないことも頭に入れておいてください。

まずは、商品やサービスを「認知」するところから始まり、何度か触れる中で「興味」に繋がっていきます。そして、それが欲しいという「欲望」となり、「記憶」され、購入などの「行動」を起こす、というフローを経ると考えられています。

そういったフローの中で、ターゲットがどの段階にいて、どういった生活スタイルの中で情報に触れ、あなたが目的とするゴール、すなわち購入に至るのか。

デザインを着手する前に、一度考えてみましょう。

《 柴田 真光 / デザイナー 》