消費税の手間が大変

10月からの消費税増税、持ち帰り(テイクアウト)・その場で飲食(イートイン)の税率の違いなどなど一段落したでしょうか。

経理の方は、ズバリ大変になりました!

まずレシートの表記を見てみると、

「税抜き+税」「税込み(税)」の2種類がありますよね。

今までであれば、

合計金額をそのまま会計ソフトへ入力するケースが多かったはずです。

しかし今後は、「税抜き+税」の場合、電卓を叩く必要があるんですね。

意外かもしれませんが、会計ソフトへの入力中に電卓を叩くということは、

あまり無かったりします(私個人の場合ですが)。

さらに、

レシートのような明細が分からない領収書の場合で、

消費税が合計金額に対して8%でも10%でも割り切れないとき…。

混在しているということなので、

方程式のような感じで8%分・10%分を計算するしかない訳です。

手間がかなり増えました!

という訳で、領収書は明細が分かるものを!

今後の決算は早め早めに準備しておきましょう。

《 新井 隆志 / 税理士 》