テレワークとフレックスのあわせ技

テレワークというと在宅勤務を思い浮かべる方が多いと思いますが、他にもサテライトオフィス勤務やモバイル勤務という形態があり、事務職に限らず外回りの営業職などにも適したテレワークがあります。

フレックスタイム制とは始業終業の時刻を労働者の判断にゆだねる制度であり、労働時間や残業代については1か月間などの清算期間単位で計算するだけでОKとなります。

私の出身である住宅不動産業界は主に個人相手の営業のため、顧客の都合次第で就業する時間帯や労働時間の長さが不規則になります。直行もしたいし直帰もしたい。今日は10時間働くが明日は半日で終わりたい。しかし、その都度、直行直帰や残業、半日有給などの社内手続をしていたら面倒ですよね。

テレワークとフレックスタイム制をあわせて導入すると、こうした面倒から解放され効率の良い働き方になると思いませんか。

《 馬場 一成 / 特定社会保険労務士 》